< レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタが、チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を決めた直後にミラン移籍の噂を否定した。
マドリーはCL決勝でユベントスと対戦し、4-1で勝利。大会の名称がCLに変更されて以降、大会連覇を達成した史上初のチームとなった。
モラタはこの試合で89分に途中出場。ベルリンで開催された一昨季のCLではユベントスの選手としてバルセロナと対戦したモラタにとって、今季の決勝は古巣との対戦だった。
試合後に伊放送局『メディアセット』のインタビューに答えたモラタはCL優勝を「嬉しく思う」と喜ぶ一方で、「同時に申し訳なく思う。なぜなら全てのユベントスの人々は僕の心の中にいるからだ」と敗れた古巣を気遣った。
そんなモラタにはミランが関心を示しており、移籍金6000万ユーロ(約75億円)での移籍が決定的と報じられていた。しかしモラタはこの噂を否定し、マドリーに残留する意思があることを明言した。
「ミラン? いや、僕は間違いなくイタリアには行かないだろう。僕はここに残りたいと思っているから、それは難しいことだ。新聞で読んだことしか話すことはできないし、僕は他に何も知らない。イタリアは好きだけど、僕はここで幸せだ。マドリーは僕のチームで、僕の街だ。ユーベは第2の故郷だと僕は常に言ってきた。君たちは知らないだろうけどね」
モラタにはマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーなどのプレミアリーグ勢も関心を示していた。
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