レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝が現地時間の3日に行われ、レアル・マドリーがユベントスを4-1で下して優勝を飾った。
アトレティコ・マドリーとの決勝ダービーを制した昨年に続き、マドリーは1992年に現在の名称となったCLでは初となる連覇を達成。2014年にもアトレティコを下して優勝しており、最近4シーズンで実に3度目の欧州制覇となった。
主力メンバーの多くにとっては今回が3回目のCL優勝ということになるが、ユーベ戦で2得点を記録したエースのクリスティアーノ・ロナウドにとっては4回目。マドリーへ移籍する前に、マンチェスター・ユナイテッドでも2007/08シーズンのCL優勝を成し遂げていた。
欧州サッカー連盟(UEFA)によれば、個人として4度のCL決勝で勝利を収めた選手は史上3人目。過去にはアンドレス・イニエスタとクラレンス・セードルフが達成している。イニエスタは全てバルセロナでの優勝。セードルフはアヤックスとレアル・マドリーで各1回、ミランで2回優勝しており、3つの異なるクラブでCL決勝を制した唯一の選手だ。
シャビ・エルナンデス、リオネル・メッシ、ジェラール・ピケ、サミュエル・エトーも4度のCLタイトルを獲得しているが、決勝に出場しなかった試合もあった。決勝に出場して4回の勝利を収めた選手はC・ロナウド、イニエスタ、セードルフのみとなる。
また、C・ロナウドは2008年、14年に続いて決勝でのゴールを記録。CL決勝の3試合で初めてゴールを記録した選手となった。CL以前の時代では、マドリーのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノ氏が1956年から5シーズン連続の決勝でのゴールを記録している。
【了】