日本代表の長友佑都【写真:Getty Images】
日本代表は3日、シリアとの親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。日本代表に招集された長友佑都は取材に答えている。
今季、所属先のインテルではベンチスタートが多く公式戦20試合の出場にとどまった。シーズン終盤に向けて出場機会を確保したが、それでもインテルでの現状は厳しい状況だ。
一方で日本代表では若手の招集が目立つ。海外で活躍する23歳の久保裕也や22歳の浅野拓磨、Jリーグでプレーする24歳の遠藤航や20歳の井手口陽介、22歳の三浦弦太、24歳の昌子源などが招集された。西川周作や森重真人は落選し、徐々に世代交代が進んでいる。
その中で日本代表に招集されたが、長友本人は危機感を感じているようだ。「もうこれだけ競争も激しくなってますし、1試合でもダメなら外される。代表からも外されると思うし、その危機感はもうつねに3人(本田・香川・長友)とも持ってる。僕自身は強く持ってるんで。何年もこうやって日本代表でプレーさせてもらってますけど、それは当たり前のことではないし、その重みは年を取るごとに。日本代表にいることの重みはすごい感じてますね」とコメントし、危機感を募らせた。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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