原口元気【写真:Getty Images】
日本代表は3日、シリアとの親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。
原口元気はハリルジャパンで欠かせない選手の一人だ。運動量豊富にサイドのアップダウンを繰り返し、攻守の切り替えも速い。さらに、貴重な得点源としても重宝されている。「(ゴールを)取りたいって気持ちはもちろん強い」としつつも、チームの“駒”としての働きも忘れてはいない。
「自分の仕事量を減らさない。そこは評価されている部分でもあるし、アウェイで失点すると難しくなるのはわかっているので、自分自身のやること、ハードワークしてボール奪って出てくことをやって。日本代表は必ずチャンスが来るので、それを信じて走り続けるだけ」
今回はアウェイ戦とあって、日本のスタジアムと比べてピッチコンディションは良くないかもしれない。しかし、原口は「いいに越したことはないけど、ピッチが悪くても大丈夫」と気にしていない。そうした適応力は「自分の強みでもあると思う」と分析。そして「結果を出さないといけない危機感もある」と口にする。
移籍の噂も出ている原口だが、まずは日本代表の一員としての戦いに全力を尽くす。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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