入れ替え戦以上の失望が待っていた1860ミュンヘン【写真:Getty Images】
日本代表FW大迫勇也の古巣であるドイツの古豪1860ミュンヘンが、アマチュアリーグに降格することになった。
1860ミュンヘンは2016/17シーズンをブンデスリーガ2部で戦い、16位でシーズンを終えた。その後、3部で3位となったレーゲンスブルクとの入れ替え戦に臨み、2試合合計1-3で3部降格が決定している。
だが、クラブのおよそ60%の株式を保有するハサン・イスマイク氏が3部でプレーするためのライセンス料を最終期限である6月2日までに支払うことを拒んでおり、プロリーグでの活動が不可能となった。そのため、アマチュアである4部に降格する見通しとなっている。
1860ミュンヘンは2日、ライセンス料を期限までに支払えていないことを明かし、次のシーズンにチームとしての活動を続けるための解決策を探しているところだと公式サイトに記した。
1965/66シーズンに1部リーグで優勝した経験もある1860ミュンヘンは、夏に選手を大きく入れ替えるつもりだったようで、来季も同クラブの契約下にある選手は少ない。まだしばらくは混乱が続きそうだ。
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