プレミアリーグのトロフィー【写真:Getty Images】
プレミアリーグが2016/17シーズンの分配金を発表した。今シーズンは20クラブに総額約24億ポンド(約3460億円)が分配されている。
プレミアリーグでは、広告収入や国外放映権料を等分しており、差が生じるのは順位や放映試合数による分配金だ。
優勝したチェルシーは1億5000万ポンド(約216億円)を超えて史上最高額の分配金を手にした。2位のトッテナムは、順位でチェルシーに次ぐ分配金を得ているが、放映試合数で3位マンチェスター・シティ、4位リバプールを下回っており、分配金では3位と4位に抜かれている。
最下位で2部降格となったサンダーランドは約9300万ポンド(約134億円)。これは2015/16シーズンにプレミアリーグで優勝したレスター・シティとほぼ同額だ。
これは放映権の高騰が大きく影響している。プレミアリーグは2016~19年の3シーズンで51億ポンド(約7340億円)を超える契約を交わしており、それに伴って各クラブに振り分けられる額も高くなった。
なお、『AFP通信』によると、首位が最下位の1.61倍というのは、ヨーロッパのトップリーグで最小の格差とのことだ。
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