エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
スペイン・リーガエスパニョーラのエイバルに所属する日本代表MF乾貴士に対し、北中米のクラブが関心を寄せているようだ。メキシコメディア『エル・オリゾンテ』が報じている。
乾に興味を示しているのは、メキシコ屈指の強豪クラブであるモンテレイだという。CONCACAFチャンピオンズリーグでは通算3度目の優勝を果たしており、日本で開催されたクラブワールドカップにも2度出場している。
メキシコ1部リーグに相当するリーガMXは7月~翌年5月まで開催されるが、同メディアは「モンテレイは来季に向けて高い競争力のあるチーム作りを模索している。そして、アントニオ・モハメド監督の潜在的な候補に挙がっているのが、日本代表にも選ばれた乾貴士だ」と伝えている。
同メディアは乾がリストアップされている理由について、移籍金が安価であること、俊敏なプレースタイルが評価されていることを挙げている。
記事では乾のこれまでのキャリアやバルセロナ戦で2ゴールを決めた史上初の日本人選手になったことも紹介されている。
モンテレイは過去に2度のリーグ優勝を経験しているが、2010/11シーズンからは優勝から遠ざかっている。7年ぶりのリーグ制覇に向けて、2年ぶりに代表復帰を果たした乾に注目しているのかもしれない。
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