広州富力に所属するチャン・ヒョンス【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの広州富力に所属する25歳の韓国代表DFチャン・ヒョンスが、出場機会を求めて移籍を考えていることを明かした。1日に韓国紙『聯合ニュース』が報じている。
チャン・ヒョンスは2012年にFC東京に加入すると、センターバックのポジションで主力として活躍。リオ五輪には韓国代表のキャプテンとして出場し、準々決勝進出を果たしている。経験を積み重ねた今では、ロシアW杯アジア最終予選に挑む韓国代表の主力CBだ。
ただ一方で、広州富力のポジション争いに苦戦している。昨季までは主力として出場を果たしていたが、中国サッカー協会がリーグの規定を変更し、アジア枠が撤廃された。試合に出場できる外国人選手も3人までに減ったため、今シーズンはDFラインを中国人選手で固めている。
チャン・ヒョンスは同紙に対して「非常に困難な状況だ。チームメイトが負傷しない限り、僕はプレーできない。本当に別のクラブに移籍したい」と語り、移籍を志願した。アジア枠のあるJリーグか、韓国のリーグに移籍する可能性はありそうだ。
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