ドルトムントのマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属するドイツ代表MFマルコ・ロイスが最悪の場合、来季の全ての試合に出場できない可能性もあるようだ。1日付けの独紙『キッカー』が報じている。
ロイスは現地時間27日に行われたドイツ杯(DFBポカール)決勝のフランクフルト戦で負傷し、前半のみの出場となった。試合後、独メディア『ARD』のインタビューで「恐らく膝の十字靭帯だと思う」と発言していた。その後、現地時間29日には膝の十字靭帯部分断裂と診断された。
記事では、ロイスは医師団と手術をするケースと手術を行わないケースの可能性を話し合っていると伝えている。前者の場合、復帰まで6ヶ月から8ヶ月かかる見込みだ。後者の場合は4ヶ月で復帰も可能になるが、経過が思わしくない場合は手術をしなくてはならないようだ。その場合、28歳のドイツ代表は来季を棒に振ることにもなってしまうだろう。
なお、2018年にはロシアでW杯が行われることが決定している。2014年のW杯と2016年のヨーロッパ選手権を欠場したロイスにとって来季は代表に選ばれるためにも大事な年になってくる。
手術をするのかしないのか…ロイスは難しい決断を迫られている。
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