テネリフェの柴崎岳【写真:Getty Images】
スペイン2部のテネリフェに所属する元日本代表MF柴崎岳が、ロシアワールドカップや自身の去就について語った。地元メディア『デポルプレス』が伝えている。
柴崎は2015年10月のアジア2次予選を最後に代表から遠ざかっている。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「柴崎は忘れていない」と度々発言してきたが、今回の最終予選のメンバーにも選出されなかった。
ロシアワールドカップまで約1年後に迫っているが、「今はそれについては考えていません。テネリフェでプレーすることだけを考えています。将来何が起きるのかは、何も心配していません」と、テネリフェのプレーだけに集中していると語った。
今年2月に鹿島アントラーズから6ヶ月契約で加入した柴崎は、テネリフェとの契約が夏で満了する。その一方で、テネリフェが1部に昇格すれば柴崎との契約を延長するという報道もある。
自らの去就については、「将来は何があるか分からない。だけど、僕はこのチームで満足しています。テネリフェに多くのものを与えたいと思っています」と述べている。
テネリフェは第40節を終えて勝ち点63の4位(全42節)。3位~6位のチームが出場する1部昇格プレーオフにまわる可能性が高い。
現地時間4日には第41節で元日本代表DF鈴木大輔が所属するジムナスティック・タラゴナと対戦する。タラゴナの印象について聞かれた柴崎は、「日本人がいることだけしか知らない」と答えるにとどめた。
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