ローマに所属するアントニオ・リュディガー【写真:Getty Images】
ローマに所属する24歳のドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの獲得を狙うインテルが、同選手と個人合意したようだ。5月31日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、守備陣の補強を目指すインテルはリュディガーに対して5年契約と年俸300万ユーロ(約3億7400万円)のオファーを提示し合意したとのこと。しかし、移籍金4000万ユーロ(約50億円)を要求しているローマに対し、インテルは3000万ユーロ(約37億4000万円)までしか支払わない構えを見せているためクラブ間の交渉は難航しているという。
リュディガーは今季公式戦36試合に出場し、主力としてセンターバックや右サイドバックのポジションでプレーしていた。リーグ2位入りに貢献し来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権も獲得。
充実したシーズンを過ごしたように見えるが、リュディガー本人は移籍も視野に入れている。ルチアーノ・スパレッティ監督がローマを退任したこと、そしてインテルの新指揮官に就任する可能性が浮上していることが影響しているのかもしれない。
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