日本代表に選出された酒井宏樹【写真:Getty Images】
日本代表は5月31日、シリア代表との親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。
酒井宏樹と同じく日本代表に選出された本田圭佑について「圭佑君は“絶対的存在”です。あそこでボールが集まるし、みんなそこに信頼を寄せている。途中から出た時にはなるべく使って、1人で突破するタイプではないので、そこは久保裕也の時よりはちょっと高めの位置を取ってサポートしたりとか、中に行きやすいポジショニングを取るようにしてますけど」と、酒井は語っている。
また、久保に関しては「フィニッシュの精度が高いですし、右足左足両足打てるところが彼のストロングポイントだと思います。やっぱ得点能力は日本代表にとって必要なところだと思うので、よりそこに集中してあげられるように守備のところは負担を減らしてあげることが僕の仕事かなと思います」と、印象を語った。
そして最後にシリア戦に向けて「親善試合のような感覚でやっていたら、チームはうまくいかないと思う。あくまでイラク戦を見据えていいムードでやっていきたい」と意気込みを語っている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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