ドルトムントのマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
現地時間29日、ドルトムントは同クラブに所属するドイツ代表MFマルコ・ロイスが右膝の十字靭帯の部分断裂の重傷を負ったと発表した。
ロイスは現地時間27日に行われたドイツ杯(DFBポカール)決勝のフランクフルト戦で負傷し、前半のみの出場となった。試合後、独メディア『ARD』のインタビューで「恐らく膝の十字靭帯だと思う」と発言していた。
チームは5年ぶり4回目のカップ戦優勝を飾り、ロイス自身もキャリア初のタイトルとなったが、今季は苦しいシーズンとなった。昨季終盤痛めた内転筋痛のため開幕からは出場できなかったロイスの初出場は11月と出遅れた。その後、今年3月には左太ももを負傷し1ヶ月戦線離脱してしまい、結局リーグ戦17試合の出場に終わった。
なお、復帰までにかかる日数については公表されていないが、数ヶ月かかる見込みだ。チームのキャプテンを務めるマルセル・シュメルツァーは「これはとても悲しい出来事だ。なぜ彼がいつも怪我に悩ませられるのか私には分からない」とエースの怪我の多さを嘆いている。
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