大迫勇也【写真:Getty Images】
日本代表は29日、シリア代表との親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。
この日から合流した大迫勇也は、ブンデスリーガのケルンでリーグ戦7得点を挙げた。シーズンを通して主力としてプレーしたが、「正直もうちょっと(得点が)ほしいですけどね」と振り返った。そこにはストライカーとしてのプライドがうかがえる。
「やっぱりFWは2ケタ取らないと。今シーズンの残りは代表戦しかないので、しっかり結果を出したい」
ハリルジャパンでも不可欠な存在となっており、原口元気、久保裕也らと攻撃をけん引している。大迫も手応えを感じているようで「チーム全体としてやるべきことは少しずつ整理されてきているかなと思う」と話す。それでも「もっともっと結果がついてくれば、個人個人がもっと自信をつけてプレーできると思う。まずは今、結果を取ることが一番大事」と力を込めた。
日本代表では1トップを務めているが、「ゴール前に入る回数を増やすこと、シュートの意識を普段以上に持つこと」がこのポジションには求められるという。
大迫がフィニッシュの局面で力を発揮できれば、日本の勝利も近づくはずだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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