トッテナムなどでプレーしたブノワ・アスー=エコト【写真:Getty Images】
元カメルーン代表のDFブノワ・アスー=エコトは、サッカー選手から「ポルノ男優」への転職を希望しているとして話題となったが、事実ではないと主張している。28日付の『フランス・フットボール』誌が同選手のコメントを伝えた。
フランス1部のメスでGK川島永嗣のチームメートとしてプレーしていたアスー=エコトは契約満了により今季限りで退団。イングランド2部のバーミンガムを率いるハリー・レドナップ監督は、トッテナムやQPRでも指導した同選手を来季に向けた新戦力として獲得することを望んでいるという。
だがレドナップ監督は、アスー=エコトに移籍の話を断られたとコメント。「唯一の問題は、彼はポルノスターになりたいと認めたということだ」と語り、アスー=エコトは転職を望んでいると話していた。
これに対しアスー=エコトは、「その話を聞いて驚いたよ。レドナップは僕についての話をして、ジョークを言ったんだと思う」とコメント。「ジョークは悪くないが、真面目に受け止めるのは馬鹿げている。あり得ないことだよ」と転職希望を否定している。
アスー=エコトの母親は、母の日(カメルーンでは5月最終日曜日)である28日に息子についての報道を伝え聞いたという。「母が知ったのは今日(28日)の母の日の朝だった。もっと別のプレゼントが欲しかったと言われたよ」とアスー=エコトは母親の反応について語った。
いずれにしてもメス退団後の去就は未定だが、「サッカー界に残ると思う」とアスー=エコトはコメント。プレー続行に意欲を見せている。
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