ヴィッセル神戸を破ったセレッソ大阪【写真:Getty Images for DAZN】
28日、明治安田生命J1リーグ第13節の試合が各地で行われた。
13時キックオフの試合ではベガルタ仙台とアルビレックス新潟が対戦。新潟は後半にチアゴ・ガリャルドのJリーグ初得点で先制したが、仙台は82分に交代出場のクリスランが倒されてPKを獲得すると、これを自ら決めて同点に追いつく。
そのわずか1分後には再びクリスランが、左からのクロスを空中でコントロールしてそのままボレーで叩き込む。立て続けの2ゴールで逆転した仙台が2-1の勝利を飾った。新潟は降格圏の17位から浮上することができていない。
16時からの試合ではFC東京がヴァンフォーレ甲府をホームに迎えた。開始2分、今季から加入した高萩洋次郎がCKに頭で合わせた初ゴールでFC東京が先制。だが前半終了間際にはバックパスのボールを奪った堀米勇輝がGKをかわして無人のゴールに同点弾を流し込む。そのまま1-1のドローに終わった。
17時開始のヴィッセル神戸対セレッソ大阪戦は、29分にアウェイのC大阪が先制。最終ラインからのロングボールで抜け出した山村和也が早くも今季5点目となるゴールを奪った。だがその10分後、神戸もエリア内でボールを受けた渡邉千真が反転からのボレーで3試合連続ゴールを叩き込んで同点。
64分には山村が左サイドから上げたクロスに水沼宏太がボレーで合わせてC大阪が再び勝ち越し。これが決勝点となりC大阪が2-1で勝利を収め、リーグ戦3連勝、公式戦5連勝とした。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場チームのうち3チームが決勝トーナメントへ進んだため、ガンバ大阪対鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ対浦和レッズの2試合は7月に開催される。暫定的ではあるが現時点で柏レイソルが首位に立ち、1試合を残すG大阪が2ポイント差での2位。C大阪が勝ち点でG大阪に並び、得失点差で3位となっている。
27日に行われた4試合も含め、これまでに行われた第13節の試合結果は以下の通り。
清水 1-3 横浜FM
広島 0-0 磐田
柏 4-2 大宮
鳥栖 1-0 札幌
仙台 2-1 新潟
FC東京 1-1 甲府
神戸 1-2 C大阪
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