デイビッド・ベッカムとフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏は、現役時代にローマへの移籍に迫っていたことがあったという。ローマ公式サイトが同氏のインタビュー動画を掲載している。
ローマの象徴的存在である元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは、契約の満了する今シーズン限りでローマを退団することを25日に発表。そのトッティに捧げるベッカム氏からのメッセージが伝えられた。
「アメリカにいた頃、ローマに加入する可能性があった」とベッカム氏は語る。「(ローマ移籍に)惹かれた大きな理由のひとつはフランチェスコだ。彼と一緒のチームでプレーすることができればとても特別なことだっただろう」
ベッカム氏はマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーで活躍したあと、2007年にアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍。ギャラクシーからの短期レンタルで2度ミランに在籍していたが、その行き先がローマになっていた可能性もあったのかもしれない。
ローマは現地時間28日に行われるセリエA最終節でジェノアと対戦。トッティにとってはローマでのラストマッチとなる。
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