所属しているミランのホーム最終戦FK弾を決めた【写真:Getty Images】
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、ミランの本田圭佑への信頼を強調した。
25日、日本サッカー協会(JFA)はシリア代表との親善試合およびイラク代表とのロシアワールドカップアジア最終予選に向けた日本代表メンバーを発表。初招集4名を含む25名を招集した。
本田の今季リーグ戦出場数は7試合、出場時間は131分と出番に恵まれておらず、今季限りでミランを退団することを表明していた。
それでも、本田にとってホームでのラストゲームとなった21日のボローニャ戦で途中出場すると、FKから今季初ゴールを決める活躍を見せている。
これまで出場機会を得られていない本田を招集し続けてきたことで度々批判の的となっていたハリルホジッチ監督だが、「いつもケイスケを信頼して、間違っていなかったと思わせてくれた」と称賛した。
「確かに自分のクラブではたくさんプレーしていない。ただし、トレーニングを厳しく積んでいる。なぜならミランの競争は厳しいからだ。つい最近の試合はエクセレントだった。しかもFKでも点を取ったことは嬉しい」
それでも日本代表での出場機会が確保されているわけではないようで、「ただA代表で席をとるためには戦わなければならないことは分かっているはずだ。一番大事なのはチームだということだ」と、代表での活躍に期待を寄せた。
【了】