MF:まさかのトップ下コンバートを経て蘇ったあの選手。新たなオプションになるか
セレッソ大阪のMF山村和也【写真:Getty Images】
MF:7人
高萩洋次郎(FC東京)
山口蛍(C大阪)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
倉田秋(G大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(C大阪)
山村和也(C大阪)
ボランチの人選は注目ポイントだろう。キャプテンの長谷部誠は3月に右ひざを手術し、現在はリハビリ中だ。そして、UAE戦で活躍を見せた今野泰幸も左第5趾基節骨骨折で戦線離脱している。そのため、今シリーズは山口蛍と誰が組むのかが焦点となりそうだ。
FC東京の高萩洋次郎は、海外での経験を経て強さを増し、国際レベルのボランチとして十分通用する。加えて攻撃的センスも健在で、他の選手ては違った色を見せてくれるだろう。また小林祐希もヘーレンフェーンでポジションを掴み、ヨーロッパ挑戦1年目で存在感を示した。
トップ下は清武弘嗣、香川真司、倉田秋で争うことになるだろう。清武はけがから復帰し、得点も記録するなど調子を上げてきている。香川にしても自身のコンディションは悪くなはず。またガンバ大阪の倉田は攻守に躍動し、チームを牽引しており、ボランチでも起用可能だろう。
さらに清武と同僚の山村和也もユン・ジョンファン監督のもと、トップ下という新境地で躍動。ボランチやCBもこなせるため、戦術的なオプションになるかもしれない。