スペイン2部のテネリフェに所属する元日本代表MF柴崎岳は、クラブとの契約を延長する可能性があるようだ。現地紙『エル・ドルサル』が報じた。
柴崎は今年2月に鹿島アントラーズから6ヶ月間の契約でテネリフェに完全移籍。今夏で契約が満了となるが、テネリフェが1部に昇格した場合、クラブは契約を延長する意向があるのだという。
テネリフェはリーグ第39節を終えて勝ち点60の4位(全42節)。上位2チームが自動昇格となり、3~6位チームが1部昇格プレーオフにまわる。テネリフェは2位ジローナとは勝ち点9差、7位ウエスカとは勝ち点4差であるため、昇格プレーオフを戦う可能性は高い。
加入当初は不安障害とも報じられ、チームのフィットに時間を要した柴崎だが、ここ最近はリーグ戦4試合フル出場を続けるなど存在感を示している。
同紙は「彼はいくつかのクラブからの関心を集めている。リーガ・サンタンデール(=スペイン1部)のクラブもあるだろう」とし、柴崎がテネリフェ島への生活に順応してきていることも紹介している。
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