U-20イングランド代表のフィカヨ・トモリ【写真:Getty Images】
U-20ワールドカップ(W杯)・グループA第2節の試合が行われ、U-20イングランド代表とU-20ギニア代表は1-1のドローに終わった。
初戦でアルゼンチンに3-0の快勝を収めたイングランドは、ギニアに対しても53分に先制。だがその6分後、目を疑うようなプレーにより同点ゴールを許すことになってしまった。
ハーフウェイライン手前のセンターサークル内でボールを持ったDFフィカヨ・トモリは、ギニアの選手がプレスをかけてきたのを見ると、振り向いてGKへのバックパスを送る。だがエリア外まで前進していたGKは、勢いよく蹴られたこのボールに触ることができず、ボールはそのままゴールに吸い込まれてしまった。
そのままスコアは動かず、1-1のドローで終了。イギリス各メディアは、「悲惨なオウンゴールでイングランドが勝利逃す」「50ヤード(約45メートル)からの衝撃的なオウンゴールでGKを破った」とこの試合について伝えている。
トモリはチェルシーの下部組織で育ち、昨季のプレミアリーグ最終節でトップチームにもデビューした期待の若手。今季の後半は、プレミアリーグ昇格を決めた2部のブライトンへレンタルされていた。
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