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マンUの伝説的守護神、今はアヤックスCEO。EL決勝は複雑な心境「24日に限っては一つの愛を貫きたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ファン・デル・サール
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したファン・デル・サール氏【写真:Getty Images】

 かつてマンチェスター・ユナイテッドの絶対的守護神として活躍したファン・デル・サール氏は現在、オランダ1部アヤックスの最高経営責任者(CEO)を務めている。現地時間24日にヨーロッパリーグ(EL)決勝戦で両クラブが対戦することになるが、心境は複雑なようだ。22日に英紙『メトロ』が報じている。

 ファン・デル・サール氏は2005年から2011年までユナイテッドの絶対的守護神としてチームを支え、プレミアリーグ優勝を3回、チャンピオンズリーグ優勝やクラブW杯優勝など数多くのタイトル獲得に導いた。オランダ代表としても活躍しEURO2008終了後に現役を引退している。

 ユナイテッドについてファン・デル・サール氏は「心に近いクラブ」と話し愛着があることを明かした一方で「私は両方に足を置くことはできない。私はアヤックスの責任者だ。アヤックスが勝つことだけに集中している。24日に限っては、一つの愛を貫きたい」と語った。

 続けて「彼らは今季、難しいシーズンになった。おそらく彼らは優勝する必要がある。そのため、我々にとっても次のステップを踏むのは非常に難しくなるだろうね」とコメントしている。

【了】

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