バルセロナのDFジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナ所属のDFジェラール・ピケがイタリアのテレビ番組にて、チャンピオンズリーグ(以下CL)決勝を戦うレアル・マドリーとユベントスの一戦についてコメントを残した。スペイン紙『アス』が伝えた。
今季国内リーグではレアル・マドリーと、CLではユベントスとそれぞれ2回ずつ対戦経験を持つピケは、自身の経験をもとに決勝の展望を行った。
「2つの偉大なクラブの対戦となる。ユベントスは何年も前からいいサッカーをしているチームで、ブッフォンのような初のCL優勝を望んでいる偉大な選手を抱えている。彼がトロフィーを獲れたら素晴らしいよ」
また、マドリー撃破のための策については、「僕らはポゼッションをすることとカウンターを封じることによってマドリーに勝利したけど、ユベントスにはハイレベルな守備がある。それは僕たちが彼ら相手に1点も決めることができなかったことが証明している」と語るなど、ユベントスの強さが守備にあるということを強調した。
マドリーの敵、つまり“味方”となるユベントスを贔屓して語る様子はピケのお家芸のようなものであり、今回の展望は公平なものとはなっていない。しかし、それぞれバルセロナやバイエルン・ミュンヘンなど欧州屈指の強豪チームをなぎ倒してきたユベントスとレアル・マドリーのCL決勝が、ピケも語るように偉大な両チームによる一戦となることは間違いないだろう。
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