吉田麻也と比べても巨大なピーター・クラウチ【写真:Getty Images】
ストーク・シティに所属する元イングランド代表FWピーター・クラウチが、プレミアリーグで史上初となる快挙を達成した。英紙『デイリー・メール』は、同リーグで初のヘディングで50得点を決めた選手だと伝えている。
2メートルを超える長身が最大の武器であるクラウチは21日、プレミアリーグ最終節のサウサンプトン戦で決勝点となるゴールをヘディングで決めた。この得点で同選手のヘディングでのリーグ通算ゴール数が50となっている。
アストン・ビラ、トッテナム、サウサンプトン、リバプール、ポーツマスといったクラブでプレーしてきたクラウチは、これまでプレミアリーグで103ゴールを決めている。うち50得点がヘディングだ。
プレミアリーグでのヘディングゴール数が歴代2位となるのは、ニューカッスルなどで活躍したアラン・シアラー氏で46得点である。しかし、総得点は260であり、割合でいえばクラウチが圧倒的だ。
そのほか、トップ10にはドワイト・ヨーク氏(38得点)、テディ・シェリンガム氏(36得点)、アンディ・コール氏(27得点)の元マンチェスター・ユナイテッド・トリオがランクイン。それほど身長が高くないもののヘディングのうまさに定評がある元エバートンのオーストラリア代表FWティム・ケーヒル(31得点)も8位に入った。
【了】