エイバル戦に勝利したバルセロナ【写真:Getty Images】
バルセロナは、シーズンを通して一度も相手チームにPKを与えることなく2016/17シーズンのリーガエスパニョーラを終了した。
現地時間21日にはリーガ最終節となる第38節が行われたが、エイバルと対戦したバルサはこの試合でもPKを取られずに4-2で勝利。シーズンを通して1本もPKを与えずにリーガ全日程を終えている。
スペイン紙『マルカ』などによれば、バルサがPKを1本も取られずにシーズンを終えたのは1970/71シーズン以来46年ぶりであり、クラブ史上4度目。スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア、フランスのいわゆる欧州5大リーグでは、今季1度もPKを与えなかった唯一のチームとなった。
リーガでシーズンを通してPKを与えなかった前回の例は2012/13シーズンのアトレティコ・マドリー。通算ではレアル・マドリーが、「与PKなし」のシーズンを最多の9回記録している。
逆に、バルサが今季獲得したPKは、エイバル戦の2本を含めて9本となった。リーガ公式サイトのデータによれば前節時点でレアル・マドリーなど6チームが最多の8本を獲得していたが、バルサは獲得数も単独トップでシーズンを終えた。だがエイバル戦でのPKの判定に対しては、2本ともシミュレーションだったのではないかと批判的な声も上がっている。
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