レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
スペイン・リーガエスパニョーラの最終節となる第38節が現地時間の21日に行われ、レアル・マドリーはアウェイでマラガに2-0の勝利を収めた。この結果、マドリーは5年ぶり33回目のリーガ優勝を決めている。
引き分け以上で2位バルセロナを抑えての優勝を決められる状況だったマドリーは、開始直後にエースのFWクリスティアーノ・ロナウドが抜け出して先制ゴール。後半にはFWカリム・ベンゼマもゴールを加え、そのまま勝利を飾った。
C・ロナウドの先制ゴールにより、マドリーはひとつの新記録も達成している。今季リーガの全38試合で無得点に終わったことは一度もなく、全試合でゴールを記録。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、クラブ史上初の偉業となった。
また、この得点でマドリーは公式戦での連続ゴール記録を64試合に伸ばした。以前のクラブ記録であった「41試合」を2月に更新し、バイエルン・ミュンヘンの保持していた欧州5大リーグ最長記録の「61試合」も上回って記録の更新を続けている。
今季最後の試合となるチャンピオンズリーグ決勝では、欧州屈指の堅守を誇るイタリア王者ユベントスと対戦する。その試合でもゴールを奪い、今シーズンを「全試合得点」で終えることができるだろうか。
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