「若い時にいろんな相手と試合を経験しないと」「チームの連係はスムーズじゃない」
――日本のユース世代は世界大会でいつもアフリカのチームに苦戦を強いられていますね…。
「A代表もそうじゃない? コートジボワール戦(2014年W杯)は忘れられない…。だからこそ、このような大会は重要になる。サッカーは技術やパスサッカーだけじゃなくて、色んな相手がいる。できるだけ若い時にそれを経験しないといけない」
――失点してしまいましたが、日本は岩崎と小川の2トップを中心に反撃を試みています。
「そうだね。失点に対して考え過ぎない方が良いと思う。南アフリカのスタイルはもう分かっているけど、下がり過ぎたら攻撃できない。できるだけ攻めていかないと」
――日本は左SBの舩木と左SHの三好のコンビが積極的にチャンスを演出していますね。舩木のクロスから小川から惜しいヘディングシュートもありました。
「そうですね。チャンスを作ってますが、もしそのようなフィニッシュがもっとあれば…」
――南アフリカは日本よりも身長は低いですが、スピードとフィジカルを駆使してプレーしています。
「日本のポジショニングもあまり良くないけどね。攻撃の時も、特にディフェンスの時も。南アフリカのチャンス(37分にゴール至近距離からシュートを打たれるも枠外に外れたシーン)は決定的だったけど助かった。逆に日本がフィニッシュまでいけているのも南アフリカに助けられているけどね」
――右SBの初瀬亮と右SHの堂安律はともにG大阪のコンビですが、あまり機能していないようですね。
「思ったより機能していない。チーム全体として連係はあまりスムーズじゃない。味方がどこに走るのか、どこにパスするのかを分からないみたい」