U-20日本代表の久保建英【写真:Getty Images】
【U-20日本 2-1 U-20南アフリカ U-20W杯グループD第1節】
U-20日本代表の久保建英が、21日に韓国で行われたU-20ワールドカップのグループステージ第1節南アフリカ戦を振り返った。
試合開始序盤に先制点を奪われた日本だったが、後半が始まってすぐに小川航基のゴールで同点に追い付く。この日はベンチスタートだった久保は後半途中に投入されると、堂安律と見事なワンツーから逆転ゴールをアシストする活躍を見せている。
2つの世代別代表を飛び級で選出された15歳の久保だが、「思ったより緊張しなかったですし、そんな時間も余裕もなかったんで、ファーストプレーでいい感じの入りができてよかったと思います」と、自身初の世界大会出場にも堂々の姿勢を見せている。
韓国へ渡る前に行われたU-20ホンジュラス代表との親善試合でもベンチスタートだった久保だが、「呼ばれてる以上、みんな頭から出たいなっていうのは当然ある」と述べる一方、チームとしての協調性を重要視しているようだ。
「やっぱサッカーは個人スポーツではなくチームスポーツなので、1人のそういうよくない意識でチームの輪が崩れるっていうのは絶対あってはならないと思う。練習とかでも出すところでは出していきたいと思いますけど、評価するのは監督なので、何とも言えないです」
次の相手は南米予選を首位で本大会出場権を勝ち取ったウルグアイだ。強豪相手に難しい試合が予想されるが、「自分からもシュートを狙って、もっと積極的に行きたいと思います」と力強く語った。
(取材:元川悦子【水原】、文・構成:編集部)
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