インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は19日、6月に行われる国際親善試合に向けた招集メンバーのうち、国外のクラブに所属する20名を発表した。
インテルのFWマウロ・イカルディは、約3年8ヶ月ぶりの代表復帰となる。2013年10月のウルグアイ戦で代表デビューを果たしたが、その後はインテルでゴールを量産しながらも全く声がかかっていなかった。
4月にエドガルド・バウサ前監督を解任し、現在アルゼンチン代表は監督不在となっているが、セビージャのホルヘ・サンパオリ監督が新たな指揮官となることが濃厚。同監督もアルゼンチン代表からの誘いに応じることを認めており、セビージャとAFAの間で契約交渉が完了するのを待っている。
今回のメンバー招集はすでに新監督の意向を反映したものではないかともみられているが、本人はそれを否定している。AFAに招集メンバーのリストを提出したとの報道に対し、「水面下で動いているというのはメディアの憶測だ」と19日の会見で不快感を見せた。
いずれにしても、サンパオリ監督の率いるセビージャからもガブリエル・メルカドに加えて、初招集となるホアキン・コレアがメンバーに含まれている。昨年にイタリア代表からの招集の可能性も取りざたされていたアタランタのMFアレハンドロ・ゴメスらも初招集を受けた。
アルゼンチン代表は6月9日にオーストラリアで宿敵ブラジル代表との国際親善試合を予定している。続いて同13日にはアウェイでシンガポール代表と対戦する。招集された国外クラブ所属のメンバーは以下の通り。
▼GK
セルヒオ・ロメロ(マンチェスター・ユナイテッド)
ナウエル・グスマン(ティグレス)
ヘロニモ・ルジ(レアル・ソシエダ)
▼DF
ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ)
ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)
エマヌエル・マンマナ(リヨン)
ガブリエル・メルカド(セビージャ)
▼MF
エドゥアルド・サルビオ(ベンフィカ)
ルーカス・ビリア(ラツィオ)
ギド・ロドリゲス(ティフアーナ)
レアンドロ・パレデス(ローマ)
エベル・バネガ(インテル)
マヌエル・ランシニ(ウェスト・ハム)
▼FW
アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)
アレハンドロ・ゴメス(アタランタ)
ホアキン・コレア(セビージャ)
パウロ・ディバラ(ユベントス)
マウロ・イカルディ(インテル)
ゴンサロ・イグアイン(ユベントス)
リオネル・メッシ(バルセロナ)
【了】