シャルケの内田篤人【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ1部シャルケのアクセル・シュスター(SD)は、同クラブ所属のDF内田篤人の日本代表復帰の可能性に言及している。19日付の地元紙『レヴィア・シュポルト』などがコメントを伝えた。
内田は膝の重傷により2015年3月以来長期間の戦線離脱を強いられ、昨年末にようやく待望の実戦復帰を果たした。かつて不動のレギュラーだった日本代表でも、負傷離脱以来プレーしていない。
「代表戦への誘いの声がかかるかもしれない。もしそうなったとすれば、間違いなく彼にとって大きなモチベーションになる」とシュスターSDは、内田の代表復帰を期待する様子を見せている。
だが、12月のヨーロッパリーグの試合で1年9ヶ月ぶりに公式戦のピッチに立ったとはいえ、今季の出場はその1試合のみ。ブンデスリーガでは4月のダルムシュタット戦に一度ベンチ入りしただけであり、出場の機会は訪れていない。
「ウッシー(内田の愛称)はよくやっている。膝には何も問題はない」とシュスターSDは内田の状態についてコメント。だが、「右サイドの競争が激しいことも無視してはならない。夏に加入したコケも負傷から回復しているし、ティロ・ケーラーも右サイドで良いパフォーマンスを見せてきた」と内田が出場機会を得られない理由について説明している。
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