マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、来季の新守護神としてアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクに興味を示しているようだ。『ESPN』が報じている。
ユナイテッドは現守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのレアル・マドリー移籍が決定的ともいわれている。ジョゼ・モウリーニョ監督は残留を望んでいるが、昨季も移籍間近に迫っており、来季も残留する可能性が低いと各国メディアは予想している。
デ・ヘアが退団となった場合、その後釜としてオブラクに注目しているという。オブラクは今季リーガエスパニョーラで1試合あたりの失点数が最も少ないGKに贈られる「サモラ賞」の最有力候補であり、もし受賞となれば2シーズン連続となる。
一方、英紙『ザ・サン』は現時点で控えGKのセルヒオ・ロメロを正守護神に昇格させる可能性もあると報じている。ユナイテッドとの契約をあと1年残すロメロに対して3年の契約延長オファーを提示するとともに、来季の正守護神として起用するというものである。
また、ユナイテッドはマンチェスター・シティとともにミランの18歳GKジャンルイジ・ドンナルンマにも興味を示しているともいわれている。
いずれにしてデ・ヘアのマドリー移籍が有力となっているだけに、来季のGK事情は大きく変化することになるかもしれない。
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