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今季限りで引退のラームがバイエルン新主将を“指名”。「後継者になるのは…」

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリップ・ラーム
バイエルン・ミュンヘンのフィリップ・ラーム【写真:Getty Images】

 今シーズン限りで現役を引退するバイエルン・ミュンヘン主将のDFフィリップ・ラームは、自身の後継者となる新キャプテンにGKマヌエル・ノイアーあるいはFWトーマス・ミュラーを推薦している。16日付の独紙『ビルト』などが伝えた。

 現在33歳のラームは、今シーズンを終えたあと現役を引退することを今年2月に発表した。現地時間20日にホームで行われるブンデスリーガ最終節のフライブルク戦がキャリア最後の試合となる。

 ラームは2011年からバイエルンのキャプテンを務め、プレーだけでなく精神面でもチームを引っ張ってきた。来シーズン以降の主将を務める選手の候補について、同選手は次のようにコメントしている。

「過去のインタビューでも言ってきたことだが、マヌエルとトーマスが僕の自然な後継者になると思う。彼らはすでに第2キャプテンと第3キャプテンでもある。僕と同じようなキャリアを歩んできて、心の中にバイエルンを抱いている選手たちだ。リーダーとしても申し分ない」

 バイエルンはすでに今季のブンデスリーガ優勝を決めており、ラームはドイツ王者の一員としてスパイクを脱ぐ。個人として8度目のブンデスリーガ優勝は、オリバー・カーン氏などに並ぶ歴代最多タイの優勝回数となった。

【了】

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