アーセナルのメスト・エジル【写真:Getty Images】
現地時間16日に行われたプレミアリーグ第34節のサンダーランド戦で、アーセナルの放ったシュート数「36本」は記録的な数字となった。16日付の英紙『ミラー』などが伝えている。
すでに2部降格の決まったサンダーランドをホームに迎えたアーセナルは、ボール保持率でも相手を圧倒し、シュートを浴びせ続けた。合計36本というシュート数は、スポーツのデータ分析を手がける『Opta』がデータ収集を開始した2003/04シーズン以降では、アーセナルのプレミアリーグの試合で最多記録を更新するものだという。少なくとも過去13年間の試合で最多のシュートを放ったということになる。
また、アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルはこの試合で「12回」というチャンスメークの数を記録。これも2003年以降のプレミアリーグにおける新記録を更新する数字になったとのことだ。
だが、チャンスやシュートの数では記録的な試合となったが、ゴール数は2点のみという平凡なもの。後半にFWアレクシス・サンチェスが2点を奪い、結果はアーセナルが2-0での勝利だった。
その一因は、サンダーランドのGKジョーダン・ピックフォードの奮闘にもある。アーセナルのシュートのうち13本が枠内に飛んだが、ピックフォードは決められた2本を除く11本をセーブ。ピックフォードにとってプレミアリーグでの自己最多記録となるセーブ数だった。
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