韓国入りしたU-20日本代表【写真:舩木渉】
U-20日本代表は17日、今月21日に初戦を迎えるU-20W杯に向けて開催地・韓国に入った。
午前中に離日したチームは、韓国到着後すぐにソウル日本人学校の子どもたちと交流し、21日の初戦・南アフリカ戦が行われる水原へ移動した。
韓国での初回練習は、ソウルからの移動が遅れたため予定より15分ほど遅れてスタートした。最初は軽いジョギングからストレッチ、ピッチ周りのランニングなどで移動で固まった身体をほぐした。
その後各自のペースで少しペースを上げながらピッチの外周を5分間走り、ここでフィールドプレーヤーとGKが分かれた。
フィールドプレーヤー18人は6人ずつに分かれ、4対2のパス回しを行なった。2タッチ以内から始め、次に1タッチ、もう一度2タッチ以内と3回に分けてテンポを変えながらそれぞれがボールの感触を確かめるようにパスを蹴っていた。
4対2のインターバル中には罰ゲームつきの手つなぎリフティングと手つなぎヘディングの競争があり、選手たちは笑顔も見せながら終始笑顔で調整した。
韓国初日の練習はクールダウンも含めておよそ1時間で終了。注目を集める15歳の久保建英(FC東京U-18)は、周りとの関係も良いようで、この日の練習中は常に板倉滉(川崎フロンターレ)が隣にいた。プレー中の表情は真剣そのものだが、時折弾けるような笑顔も見せるなどすでに先輩たちの中に溶け込んでいる。
U-20日本代表は水原で20日まで調整し、21日にU-20W杯グループステージ初戦の南アフリカ戦に臨む。
(取材・文:舩木渉【水原】)
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