急成長でステップアップした南野拓実の元同僚
ダヨ・ウパメカノはレッドブル・ザルツブルク時代に南野拓実と同僚だった【写真:Getty Images】
ダヨ・ウパメカノ
生年月日:1998年10月27日(18歳)
所属クラブ/国籍:RBライプツィヒ/フランス
ヴァランシアンヌの下部組織に所属していたダヨ・ウパメカノは、2015年7月にレッドブル・ザルツブルクに引き抜かれた。当時16歳だったフランス人DFにはマンチェスター・ユナイテッドをはじめとした名だたるビッグクラブが関心を示していた。
その中からオーストリア行きを選ぶと、1年目はザルツブルクの育成クラブとして知られる2部のリーフェリングに貸し出されて活躍。2年目の今季ザルツブルクに復帰し、すぐにレギュラーの座を確保して、半年でドイツ・ブンデスリーガで躍進していた系列クラブのRBライプツィヒへと引き抜かれた。
ドイツではまだレギュラーの座を確たるものにできていないが、抜群の身体能力とクレバーさを併せ持つ稀有な才能は、シーズン後半戦だけで11試合に出場した。成長スピードは日に日に上がっている。
これまでフランスの各年代別代表で活躍し、2015年のU-17欧州選手権では中心選手としてフランスの優勝に貢献。今夏のU-20W杯には参戦しないが、U-21欧州選手権への出場が期待される。若き日のラファエル・ヴァラン(現レアル・マドリー)と比較されることもあり、今後がますます注目の超逸材だ。