バイエルン・ミュンヘンのジェローム・ボアテング【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、来シーズンに向けて守備陣を補強するため、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングにオファーを出すことも検討しているという。独紙『キッカー』が報じたとしてスペインなどの複数メディアが伝えている。
マドリーで10年間プレーしてきたポルトガル代表DFペペは、現在の契約が満了する今季限りでマドリーを離れることが濃厚となっている。その代役としてマドリーは、バイエルンでプレーする28歳の長身DFに関心を示している模様だ。
ボアテングを獲得するため、マドリーは4000万ユーロ(約50億円)のオファーを提示する意志があるという。ローマなどもボアテングの獲得を望んでいるようで、マドリーの競争相手になる可能性があると予想されている。
ボアテングは先月26日に行われたドイツ杯(DFBポカール)準決勝のボルシア・ドルトムント戦に先発できなかったことに落胆し、去就についてクラブと話し合う見通しだとも報じられていた。バイエルンとの契約は2021年まで残しているが、魅力的なオファーが届いたとすれば移籍を考えることもあり得るかもしれない。
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