マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「無冠」で終えることが確定した就任1年目を振り返り、古巣のバルセロナやバイエルン・ミュンヘンで同様の状況だったとすれば「クビになっていただろう」と語った。15日付の英メディア『BBC』などが伝えている。
世界屈指の名将と評されるグアルディオラ監督は今季からシティの監督に就任。バルサやバイエルンで数々のタイトルを獲得した指揮官はシティにも栄冠をもたらすことが期待されていたが、1年目にトロフィーを手に入れることはできなかった。
シティはリーグカップ4回戦で宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのダービーに敗れて敗退。チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト16でモナコに敗れ、FAカップでは準決勝でアーセナルに屈した。プレミアリーグでは残り2試合で4位に位置し、3位以下の順位で終えることが確定している。
「ビッグクラブで私のような状況ならクビになっているだろう」とグアルディオラ監督は語る。「バルセロナやバイエルンだったとすれば、勝てなければアウトだ。ここでは2度目のチャンスがある。来季はもっと良い結果を目指したい」と今後への意気込みを口にした。
だが、今季の戦いもまだ終わってはいない。16日のウェスト・ブロムウィッチ戦と21日のワトフォード戦で勝ち点を積み重ね、来季のCLにグループステージから出場できる3位の確保を目指すことが最後の目標となる。
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