内山篤監督【写真:Getty Images】
U-20日本代表は15日、U-20ホンジュラス代表とエコパスタジアムで親善試合を行った。90分間の試合では3-2の勝利をおさめている。90分間の試合のあと、さらに30分1本のトレーニングマッチが行われ日本は1-0の勝利をおさめた。チームを率いた内山篤監督は試合後の取材に答えている。
最初に「まず攻撃に関してはいくつかチャンスあったですけど、流れの中で最後30分くらい…、そのへんのところをもっと詰めて、しっかりとモノにしていくようにということですね。セットプレーに関してはコーナーキックで高さを生かしてやりましたし、そのへんはまあよかったかな」と語り、良かった点を説明。
続けて「あとは前半の失点に関してはミーティングでも言っていたんですけど、ちょっとしたところのカウンターもそうですし、我々のセットプレー、ルーズボールのところがちょっと甘いなと、そういったところの失点があって、前半に限って言えばハーフタイムに選手たちにこれがサッカーだよと。ある程度、攻められててもああいうことで失点をしてしまうと。それを何とか後半45分で修正しようと、バランスも含めて意識高く、もう少し強さだとか、スピードだとか、普段の日本にはないいいチームで、それをまた意識高く持って韓国に入れたらいいかなと思います」とコメント。
最後にワールドカップへ向けた意気込みに関しては「直前を含めてなんですけど、2年ちょっと積み上げてきたアジアを勝ち抜いた誇りと自信を持って、この大会、20の大会っていう素晴らしい環境の中で、その中の厳しさというか、戦いの中を楽しんで、日本の多くの応援してくださる方に何か感じるものを見せたいし、そういうサッカーをしたいと思ってます」と語った。
(取材:元川悦子【静岡県】、文・構成:編集部)
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