インテルサポーターは怒りの横断幕を掲げて応援をボイコット【写真:Getty Images】
インテルのサポーターは、低迷するチームに過激なメッセージで批判した。伊紙『ラ・レプッブリカ』などが報じている。
セリエA第36節が現地時間14日に行われ、インテルはホームでサッスオーロに1-2の敗戦を喫した。
インテルはリーグ戦8試合連続で白星がなく、その間に獲得した勝ち点はわずかに「2」。今月9日にはシーズン途中で就任したステファノ・ピオリ監督を解任するなど、泥沼の状況が続いている。
そんなチームに愛想を尽かしたのか、サポーターは横断幕で批判を展開。中には「お前たちはサポートを受けるに相応しくない。オレたちは昼飯を食いにいく」と書かれたものもあり、前半20分過ぎにはスタンドから退席するファンもいた。(試合は現地時間12:30キックオフ)
残り2節の時点で、インテルは勝ち点56の8位。来季のヨーロッパリーグ出場圏獲得は絶望的な状況にある。
ステファノ・ヴェッキ暫定監督は、「この状況では抗議が起きるのは普通のことだ。このチームは8位にいるべきではないし、ファンが不満を露わにするのは当然だ」とサポーターの怒りに理解を示した。
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