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トッテナム、118年間の本拠地に“完璧な別れ”。ホーム無敗でラストシーズンを終了

text by 編集部 photo by Getty Images

トッテナム
トッテナムの本拠地ホワイト・ハート・レーン【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第37節が現地時間の14日に行われ、トッテナムはホームでマンチェスター・ユナイテッドに2-1の勝利を収めた。本拠地ホワイト・ハート・レーンでのラストマッチを飾ることに成功している。

 トッテナムは、2018/19シーズンのオープンを目指して新本拠地の建設を進めている。1899年以来、118年間にわたって使用してきた伝統のホームスタジアムでは、この日のユナイテッド戦が最後の試合となった。

 この試合に2-1で勝利を収め、トッテナムは有終の美を飾ることに成功。プレミアリーグ優勝は逃したとはいえ、1962/63シーズン以来の好成績となる2位で今季を終えることも確定させた。

 今季のトッテナムはホームで驚異的な強さを見せ、リーグ戦の全19試合を17勝2分けの無敗で終えている。ホーム全試合の無敗は1964/65シーズン以来52年ぶりの快挙となった。

 第10節のレスター・シティ戦に引き分けてからは全ての試合に勝利し、クラブレコードに並ぶホーム14連勝。トッテナムの最後のゴールを決めたのが地元出身の現エースであるハリー・ケインであったことも、本拠地に別れを告げるのにふさわしい形となった。

 試合後には大勢のファンがピッチ上になだれ込み、ホームスタジアムとの別れを惜しんだ。「非常にエキサイティングな1日だった。試合への準備も試合も完璧であり、最後のセレモニーも完璧だった」とマウリシオ・ポチェッティーノ監督はコメントしている。

【了】

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