ラス・パルマスを破ったバルセロナ【写真:Getty Images】
【ラス・パルマス 1-4 バルセロナ リーガエスパニョーラ 第37節】
スペイン・リーガエスパニョーラ第37節が現地時間の14日に行われ、バルセロナはアウェイでラス・パルマスと対戦した。
勝ち点で並ぶレアル・マドリーを直接対決の結果で上回って首位に立っているバルサだが、残された試合はマドリーの方がひとつ多い。バルサがこの試合に勝てなければ、17日に行われる延期分のセルタ戦でマドリーが優勝を決められる可能性もあった。
勝利を義務付けられたバルサは25分、カウンターからL・スアレスが抜け出し、最後は横パスを受けたネイマールが無人のゴールに蹴り込んで先制点。その2分後にもL・スアレスが同様の形へ裏へ抜け出すと、今度は自分で決めてリードを2点に広げた。
2点差で迎えた63分、ラス・パルマスも右からのクロスに合わせたビガスのゴールで1点を返す。だがその4分後、ラキティッチからのクロスにファーから飛び込んだネイマールが自身2点目のゴールを奪い2点差を取り戻した。
さらに71分、ジョルディ・アルバからのスルーパスを受け左サイドからエリア内へ侵入したネイマールは、飛び出したGKを軽いタッチで破って3点目のゴール。今季初のハットトリックでバルサの勝利を確定させた。
同時刻の試合でマドリーも勝利を収めたため、同勝ち点の状況は変わらず。少なくとも17日に優勝が決まることはなくなった。最終節はバルサがホームでエイバルと、マドリーがアウェイでマラガと対戦する。
【得点者】
25分 0-1 ネイマール(バルセロナ)
27分 0-2 L・スアレス(バルセロナ)
63分 1-2 ビガス(ラス・パルマス)
67分 1-3 ネイマール(バルセロナ)
71分 1-4 ネイマール(バルセロナ)
【了】