アーセナル戦でゴールを決めたピーター・クラウチ【写真:Getty Images】
ストーク・シティの元イングランド代表FWピーター・クラウチは、現地時間13日に行われたプレミアリーグ第37節のアーセナル戦で決めたゴールが「ハンド」であったことを認めている。
来季チャンピオンズリーグ出場権を確保するため4位以内を目指すアーセナルは、前回対戦まで6試合連続で勝てていなかった“天敵”ストークのホームに乗り込んで4-1で勝利。ストークは2点をリードされたあとクラウチが1点を返したが、その後突き放されて計4失点を喫した。
そのクラウチのゴールは、ハンドだったのではないかとして物議をかもすことになった。左からのクロスに飛び込んだクラウチは、ヘディングシュートを叩き込んだようにも見えたが、スロー映像では頭の前に出した手にボールが当たっていたようにも見える。
かつてディエゴ・マラドーナ氏が1986年ワールドカップで決めた有名なゴールのように、各メディアで「神の手」とも表現されているこの1点について、クラウチが試合後に振り返ったコメントをクラブ公式サイトが伝えている。
「ボールに向けて全てを投げ出したんだ。少し手にも当たったね」とクラウチ。「でも、ゴールだった。また1点決めることができて嬉しいよ。望み通りの結果を得られなかったのは残念だけどね」とホームでの敗戦には悔しさものぞかせた。
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