リヤド・マフレズのPKシーン【写真:Getty Images】
レスター・シティのFWリヤド・マフレズが、珍しい形でPKを失敗した。13日に行われたプレミアリーグ第37節のマンチェスター・シティ戦での出来事だ。
シティに2点のリードを許したレスターは、42分に岡崎慎司のゴールで1点を返し、77分にPKを獲得。同点の絶好機が訪れた。この場面でPKを蹴ったマフレズは、軸足を滑らせながらもゴールネットを揺らしている。
だが、得点は認められなかた。左足で放ったシュートが滑った右足に当たっていることを主審は見逃さなかった。ルール上、相手ボールでのリスタートとなり、もちろん得点にはならない。
緊張感高まるPKの瞬間、ボールに2度触れてしまうことは稀にある。今月10日にはチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでアトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンがレアル・マドリーから決めたPKに同様の疑惑があった。また、今年2月にはイタリア・セリエAでミランのFWバッカがサッスオーロ戦で決勝点となるPKを決めているが、こちらも同じ疑惑がある。
だが、グリーズマンとバッカのシーンはどちらも主審が得点を認めている。ボールに2度触ったことで得点が認められなかったマフレズのケースはやはり珍しいことと言えそうだ。
【了】