レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でアトレティコ・マドリーを下し、6月3日にカーディフで開催される決勝戦でユベントスと対戦する。ユベントスは、マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督にとって現役時代を過ごしたクラブでもある。
ジダン監督は伊放送局『メディアセット』に対して、5年間を過ごした古巣との決勝への思いを語った。
「私はユーベで男になった。そして、より優れた選手になった。素晴らしいクラブだよ。決勝で彼らと対戦することは本当に特別だ。ユベントスはまだ私の心の中にあるからね」
ジダン監督は1996年にボルドーからユベントスに移籍。公式戦で210試合に出場して31得点を記録し、2001年に当時の移籍金で世界最高額となる推定7350万ユーロ(現在のレートで約91億1400万円)でマドリーに移籍した。
2016年1月にマドリーのトップチームの監督に昇格したジダン監督は、就任初年度にCL優勝へと導いており、今季のCLでも優勝すればマドリーは大会名称が現行のものに変更されてから連覇を達成する史上初のチームとなる。
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