捨て身の3バックで臨んだモナコ
キックオフ時の並びからするとユベントスは3-4-2-1、モナコは3-4-1-2でスタートしている。しかし、ユベントスは5分ほどで4バック(4-4-2)に修正した。
モナコの基本フォーメーションは4-4-2だ。第1戦ではモナコの4-4-2に対するユベントスは3-4-2-1だった。これがユベントスの基本対応とすると、キックオフ時点ではモナコが4-4-2で来ると予想していた可能性が高い。
ただ、モナコの先発をみれば容易に3バックと予想がつくはず。モナコはアップ時に先発予定だったディラルが負傷しメンディと入れ替えた。それで少し混乱していたのかもしれない。いずれにせよ、ユベントスはすぐに4バックに修正したので、モナコの3バックは想定内だったに違いない。
ただ、噛み合わせからすれば3バックのほうが良さそうである。ユベントスが4バックにしたのは、前から守備をするよりもSBを余らせる形での安全策をとったものと思われる。
第1戦を0-2で落としたモナコは、ボランチの一角でチームの最重要ピースであるファビーニョを外し、ジョアン・モウチーニョを起用。ウイングバックにシジベ、メンディを置き、いつもは右サイドのベルナルド・シルバをトップ下に起用した。最大限攻撃的な布陣といえる。
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