ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ミランはドルトムントのFWピエール=エメリク・オーバメヤン獲得を諦めてはいないようだ。10日付けの仏ラジオ『RMC』が報じた。
先日、独紙『ビルト』はオーバメヤンがパリ・サンジェルマン(PSG)と3年契約、年俸1400万ユーロ(約17億円)で間もなく個人合意に達すると報じていた。同ラジオではミランもPSGと同様に強い関心を持っていると伝えている。
また同ラジオ局で通信員を務めるDavid Lortholary氏は「オーバメヤンは間違いなくドルトムントを出ていくだろう。その際7000万ユーロ(約84億円)を下回ることはない」と話している。
2007年当時17歳だったオーバメヤンはミランの下部組織に加入した。その後レンタル移籍を繰り返し2012年にサンテティエンヌに完全移籍を果たす。ドルトムントでは2013年からプレーしており、これまでリーグ戦186試合に出場し116ゴールを挙げる活躍を見せている。
先月、ミランの親会社であるフィニンベストがリー・ヨンホン氏率いる中国の投資グループに同社の保有するミランの株式99.93%、約7億4000万ユーロ(約858億円)で売却した。それにより今夏の補強予算1億3000万ユーロ(約150億円)が割り当てられると見られている。
豊富な資金を手にしたミランが現在ブンデスリーガで28ゴールを挙げ得点王争いで首位に立つオーバメヤンを再び呼び戻すことが出来るのだろうか。
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