元名古屋グランパス監督のボスコ・ジュロヴスキ氏【写真:Getty Images】
昨年名古屋グランパスの監督を務めたボスコ・ジュロヴスキ氏が、セルビアの名門クラブであるレッドスター・ベオグラードの暫定監督を務めることになった。
ボスコ氏は2008年から13年まで、名古屋を率いたドラガン・ストイコビッチ監督のもとでヘッドコーチを務めた。昨年8月にはアシスタントコーチとして名古屋に復帰したあと、小倉隆史監督現GMの事実上の解任を受けてチームの指揮を引き継いだが、名古屋にとって初となるJ2降格を回避することはできなかった。
レッドスターは7日に同氏が今シーズン末までの暫定監督に就任することを発表している。現役時代にアビスパ福岡でのプレー経験もあるミオドラグ・ボージョヴィッチ氏が2015年より監督を務めていたが、7日の試合に敗れたあと辞任。ボスコ氏がその後を引き継ぐことになった。
ボスコ氏がレッドスターを率いるのは初めてではなく、2007年にも短期間監督を務めて国内リーグとカップの2冠を達成している。レッドスターは現在、リーグ戦3試合を残した状況で宿敵パルチザンに3ポイントのリードを許して2位となっている。
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