FCソウルのサポーター。韓国王者もグループステージで敗退した【写真:Getty Images】
今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、韓国勢にとって厳しい結果となってしまったようだ。
Kリーグからは前年度リーグ王者のFCソウル、蔚山現代、水原三星、済州ユナイテッドの4チームが出場しているが、決勝トーナメント進出を決めたのは済州ユナイテッドの1チームのみだった。
FCソウルと蔚山現代は10日にグループステージ最終節を残しているが、すでに敗退が決まっている。
日本勢では川崎フロンターレがグループG首位通過を決めており、1試合未消化の鹿島アントラーズと浦和レッズも決勝トーナメント進出が確定している。また、中国勢では広州恒大、上海上港、江蘇蘇寧の3チーム全てが決勝トーナメントに進出している。
この現状に、韓国放送局『MBS』は「済州は唯一の生存者。KリーグにとってACL歴代最悪の成績」と題してKリーグ勢を酷評。
「済州は初の決勝トーナメント進出を決めたが、Kリーグにとっては泣きっ面だ」「2009年からKリーグには出場4枠が与えられているが、ベスト16で1チームだけだったのは初めてだ。これは歴代最悪の成績である」と報じた。
韓国勢で唯一の勝ち上がりとなった済州は、浦和がグループFを首位で通過すれば決勝トーナメント進出1回戦で対戦する可能性がある。
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