エバートン戦に勝利したスウォンジー・シティ【写真:Getty Images】
プレミアリーグのスウォンジー・シティの選手たちは、敵地まで駆けつけるファンの応援に感謝するため、次節のアウェイゲームを観戦に訪れる約3000人のチケット料金を負担するという。6日付の英メディア『BBC』などが伝えている。
今季は下位に低迷して苦しいシーズンを過ごしてきたスウォンジーだが、6日に行われた第36節エバートン戦に1-0の勝利を収めて降格圏を脱出。現地時間13日に行われる次節サンダーランド戦に勝利すれば残留を確定できる可能性もある。
その試合を応援に訪れるファンのため、選手たちはチケット料金を負担することを決めたとのことだ。ポール・クレメント監督が、エバートン戦の勝利後に明かしている。
「ファン全員を連れていけないのは残念だ。選手たちがサポーターのチケット代を支払うというのは、レオン・ブリットンの発案によるものだ。素晴らしいアイディアだと思う。彼らの安全な旅を祈っている」とクレメント監督は語った。
スウォンジーと対戦するサンダーランドはすでに2部降格が決定済み。スウォンジーが敵地で勝利を収めれば、18位ハル・シティの結果次第で残留が決定する。
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