ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
中国サッカー協会(CFA)がドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督の招聘に向けて動き出しているようだ。5日にスペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、中国サッカー協会がレーブ監督に対して2年間で5000万ユーロ(約62億円)という巨額オファーを提示したとのこと。マルチェロ・リッピ監督が中国代表を率いているが、世界トップクラスのチームを作り上げるため、W杯優勝経験のあるドイツの名将をターゲットにしているようだ。
2006年W杯の終了後にユルゲン・クリンスマン監督が辞任したことでレーブ監督がドイツ代表の指揮官に就任。攻撃的なチームを作り上げ、2010年W杯では準決勝まで進出したもののスペイン代表に敗れた。
しかし、2014年W杯では決勝進出を果たし、決勝戦でアルゼンチン代表を下してドイツ代表を優勝に導いている。レーブ監督はドイツ代表との契約を2020年まで残している上にW杯まで残り1年という状況で中国に行く可能性は低いが、W杯終了後の契約である場合は心が動かされるかもしれない。
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